大阪にオフィスを構えるベンチャー企業、株式会社IZAをご存知でしょうか。
現在業務拡大に伴い、いくつかの求人サイトで募集をかけているため、名前を目にしたことのある方もいるかもしれません。
そこで今回は株式会社IZAとは何をやっている企業なのか、代表を務めている十河良寿氏とはどのような人物なのか、サービス内容や企業の実態について調査しました。
代表の十河良寿氏とは?

株式会社IZAの代表を務めている十河良寿氏とはどのような人物なのか、調べてみましたがいまのところ詳細を知ることができませんでした。
しかし、グループ企業である株式会社REGATEの執行役員を務めていることが判明しました。
また、REGATEのホームページに十河氏の写真も掲載されていましたので、気になる方はチェックしてみてください。
株式会社IZA

続いて株式会社IZAとは、どのような会社なのか詳しく見ていきましょう。
社名 | 株式会社IZA |
住所 | 大阪府大阪市東成区中本三丁目10番6号 |
設立 | 2020年4月1日 |
従業員数 | 11名 |
業務内容 | 企画、デザイン、web制作 |
以上が求人サイトに掲載されていたIZAの会社概要です。
残念ながら、IZAのホームページは見つけることができませんでした。
設立年月日を見てもらうとわかるように、まだ起業したばかりの新しい会社のため、現在制作中なのかもしれません。
20代30代が中心に働いていて平均年齢は35歳、従業員数も11名とのことですが、グループ全体では290名程在籍しています。
IZAは主にグループ会社の自社ホームページやECサイトの構築している、インハウスの広告会社です。
元々は、株式会社REGATEのWEB制作部門でしたが、独立しIZAができました。
そのため、REGATEのリユース事業案件や、株式会社リアルエステートの不動産案件をはじめ、WEB制作全般を担っており、現在募集している職種はWebディレクターというWEBデザインの設計からコーティングなど事業会社のデザイン設計を行う職を募集しています。
具体的には、自社が運営している買取サイト「FUKU CHAN」の企画から設計、制作をはじめSEO対策や、不動産事業のプロモーションといったグループ全体のブランディングを行っています。
まだまだ、設立間もない会社だからこそ、事業立ち上げに携わることが可能です。
自分の力を試したい、新しいことにどんどん挑戦してみたいという方に向いている職場であるといえるでしょう。
IZAの事業概要
ブランディング戦略 / WEB運用コンサルティング / SEO対策(検索エンジン最適化)/ クリエイティブ事業 / WEBデザイン制作 / 映像制作 / DTP制作 / コーディング / CMS構築 / 運営・保守・管理事業 / WEBサイト更新 / アクセス解析・効果検証 / 各種WEB広告の代理出稿 / サーバー保守・管理
株式会社REGATEについて

元々株式会社IZAはREGATEのWEB制作部門であったことからもわかるように、この二つの会社はとても密接に関係しています。
そんな株式会社REGATEについて詳しく見ていきましょう。
株式会社REGATEの会社概要
社名 | 株式会社REGATE |
住所 | 大阪府大阪市東成区中本三丁目10番6号 |
設立 | 2014年5月1日 |
従業員数 | 168 名(2019 年10 月1 日現在) |
事業内容 | リユース事業、WEB事業 |
代表 | 元根賢雄 |
他事業所 | ■横浜 神奈川県横浜市神奈川区新浦島町1丁目1-32 ■名古屋 愛知県名古屋市昭和区阿由知通5丁目13番地 ■福岡 福岡県福岡市南区中尾2丁目1-22 ■仙台 宮城県仙台市若林区清水小路1-11 ■岡山 岡山県岡山市北区青江1-21-28 |
店舗 | ■東京 上野店 東京都台東区上野4-5-6 ウィズビル1階 ■東京 新宿FC店 東京都新宿区西新宿7-1-4 ゼンコービル4F ■東京 渋谷FC店 東京都渋谷区宇田川町28-3 渋谷モーリスビル6階 ■神奈川 横浜店 神奈川県横浜市神奈川区新町304 ■愛知 名古屋店 愛知県名古屋市昭和区阿由知通5丁目13 ■大阪 梅田店 大阪府大阪市北区梅田1-3-1 大阪駅前第一ビル1階 ■大阪 心斎橋店 大阪府大阪市中央区南船場3-7-14 北心斎橋サニービル1F ■大阪 天王寺店 大阪府大阪市天王寺区悲田院町9-20 阿倍野橋ビル1階 ■大阪 日本橋FC店 大阪府大阪市浪速区日本橋4-7-22 ■大阪 緑橋本社店 大阪府大阪市東成区中本3丁目10-6 緑橋REGATEビル ■福岡 大橋店 福岡県福岡市南区中尾2丁目1-22 ■岡山 青江店 岡山県岡山市北区青江1-21-28 |
住所はIZAと同じですが、これはIZAがREGATEの本社ビル内にオフィスを構えているためです。
元々IZAはREGATEの一部門が独立した会社ですから、これはよくあることでしょう。
代表を元根賢雄氏、執行役員を十河良寿氏が務めています。
ここでこの二つの役職について簡単に説明しておきましょう。
代表取締役は、会社の重要事項や経営方針を決める役割を担っており、株式会社であれば必ず置く必要がある役職です。
それに対し執行役員はあくまで会社内での役職であるため、会社法では従業員と同等になります。
そして、取締役などの役員が決定した方針や重要事項を実行する役割を担っています。
ここまで聞くと、執行役員は必要なのかと思われるかもしれません。
しかし、執行役員を設置することで、取締役が経営に専念できたり、現場での意思決定をスムーズに行えたりとさまざまなメリットがあるのです。
十河良寿氏はIZAの代表とREGATEの執行役員を牽引していますが、これはIZAがREGATEの業務を担う際にスムーズに進められるようにといったことも関係しているのかもしれません。
事業内容や掲げる想いとは

最後に株式会社REGATE事業内容と掲げる想いとはいったいどのようなものなのでしょうか。
株式会社REGATEの業務内容
REGATEのリユース事業とWEB事業について詳しく見ていきましょう。
リユース事業
リユース事業では、着物や食器をはじめブランド品から骨董品まで幅広い商品の買取を行うECサイト「FUKU CHAN」を運営しています。
そしてその買い取った商品をヤフオクや楽天市場で出品していますが、ショップレビューや評価の数からとても信頼度が高いことが窺えます。
設立は2014年5月とあることから比較的新しい会社の部類に入ると思いますが、今や国内有数のリユースブランドとして海外展開も行うなど、順調に業績を伸ばしています。
WEB事業
REGATEのリユース事業を支えているのがこのWEB事業です。
このWEB事業無くしてリユース事業の急成長はなかったといっても過言ではないほど、重要な役割を担っています。
なぜなら、REGATEでは「人に寄り添うIT」を目指し、世代や国境を超えたリユースの提案を行っていますが、それらを行ううえで非常に重要である独自の情報統合システムRIISを開発しました。
このRIISはビッグデータやAIといった新たな概念と技術を取り込むことで世界中どこにいてもリアルタイムで市場価値を共有することが可能になりました。
これによって、業界最高水準の買取価格と最も適した販売価格を瞬時に判断することができるため、マンパワーではどうしても起こってしまう査定の個人差を無くすことに成功したのです。
このように、リユース事業とは全く関係ないと思われがちなWEB事業ですが、事業展開を進めていくうえで非常に大きな役割を担っています。
ここで、REGATEの経営理念について触れてみましょう。
経営理念 | 誇りある未来へ |
ミッション | 「想い」と「文化」を未来へつなぐ |
ヴィジョン | リユースのプロフェッショナルとして、誰もが安心して利用できるサービスを追求し、より多くの「人・モノ・想い」を繋ぐ架け橋となる |
バリュー | ・共創 INNOVATION 目的を共有している人や組織と共に、新たな価値を創り出す ・Be プロフェッショナル プロとしての自覚を持ち、お客様の心に響くサービスを提供する ・Oneself 自分らしく 個性や感性を活かし、自分だからできる仕事をする |
今後の循環型社会への転換を見据えリユースの力に着目したREGATEは、マネージメントの飛躍的な効率化もあって海外展開も行うなど、急成長を遂げています。
しかし、これらは利益追求だけを目的としているものではありません。
REGATEは「価値を創出すればモノは何度も再生する」というリユースの真の価値を日本だけでなく世界に広めていくことこそを最大の目的として掲げることで、消費型社会の弊害を知る自分たちだからこそできる使命であると考えているのです。
情報テクノロジーは、今後益々重要な産業となるでしょう。
だからこそ競合相手も増えさらに厳しい競争となることは想像に難くありません。
しかしREGATEはその成果こそが社会に新たな価値を生み出すと信じていれば、どんな試練も恐れるに足らないことだとし、突き進んでいくのみと語っています。
そして、WEB部門に特化しているIZAは、REGATEの更なる事業展開を支えていくのだと考えられます。
まとめ

十河良寿氏が代表を務める株式会社IZAについて、サービス内容や企業の実態に迫ってみましたが、いかがでしたでしょうか。
しかし、実際のところIZAの詳細についてはまだまだ謎めいているところが多いのが実情です。
どうしても、求人内容やグループ会社であるREGATEについての情報に偏ってしまいましたが、元々REGATEのWEB制作部門であり、代表である十河氏が執行役員を務めていることから、企業理念や掲げる想いには共通する部分も多いのではないかと推察できます。
また、REGATEは独自の情報統合システムRIISの開発からもわかるようにWEB事業にかなりの力を入れていることがわかります。
海外進出をはじめ今後更なる事業展開を見据えているREGATEですから、IZAの独立にはそのような背景も大いに関係しているのではないでしょうか。
しかし、その一方でITだけでお客様の心を満たすことはできず、人と触れあう場面はなくせないとの考えもREGATEは持っており、査定士やオペレータをはじめとしたスタッフ全員が「おもてなしの心」を習得すべく専門の講師による研修を受けるなど、日々努力を積み重ねています。
このようにどちらか片方偏るのでなく、どちらの良いところも取り込むことのできるこの柔軟さこそが十河良寿が代表や執行役員を務めているIZAとREGATEの魅力なのではないかと感じます。
株式会社IZAの今後の活躍に期待です。