訴訟・裁判が起きているフジ住宅とは?!採用情報・口コミを徹底調査!

〈本記事は、アフィリエイトや企業からの記事掲載費をいただいた上で記事を執筆しています〉


訴訟・裁判によって印象を落としてしまう企業は少なくありません。
そのケースに当てはまる企業として、5年以上の月日をかけて裁判で闘っている企業フジ住宅株式会社があります。

裁判の経緯や背景とは?あわせて読みたいおすすめ記事フジ住宅の裁判・訴訟から考える言論と表現の自由(検証ジャーナル)

原告側と被告側の様々な意見によって複雑化しているフジ住宅裁判を、ここでは詳しく解説していきます。
まずはフジ住宅株式会社がどのような企業か説明していきましょう。

フジ住宅裁判に関して、フジ住宅はQ&Aという形で、自社の考えを公式発表していますので、フジ住宅側の主張をご覧になりたい方はこちらをお読みください。

フジ住宅株式会社の訴訟・裁判に関するQ&A

フジ住宅株式会社は何をしている会社?

フジ住宅株式会社は1973年の創業以来、住まいのトータルクリエイターとして50年近く歩んできた会社です。
住まいのトータルクリエイターとはいったいどのような事業を行っているのでしょうか?
ここでは事業の一部を詳しくご紹介していきます。

▼新築住宅・マンション事業
フジ住宅株式会社が提供している新築住宅・マンション事業は自由設計が売りです。
お客様が思い描く住まいの夢をカタチにしながら健康という発想も取り入れた室内環境で満足のいく家づくりを志向しています。
また、フジ住宅には街づくりに対する熱い想いがあり、50~200戸規模の新築戸建住宅を備えた活気に満ちた優しい街づくりを目指しています。

▼中古住宅・マンション事業
フジ住宅では、仕入→リフォーム→販売の3つの要素から成り立つ改装込みの中古住宅事業も手掛けています。
この事業では専門のテーマパーク型住宅情報展示場を設け、あらゆる方に向けて、中古住宅の魅力を届けているのです。
地域密着型経営に力を入れて、リフォームのマニュアル化と独自のノウハウで人気を集めています。

▼賃貸・分譲管理事業
賃貸アパートの建物管理や賃料回収といった管理業務、加えて入居者募集など、オーナーもしくは各賃貸物件の管理組合の方から管理業務を運営受託しています。
物件一つひとつの快適性を高めるだけではなく、オーナーも満足できる管理を行っています。

これらのほかにも注文住宅・建て替え事業、土地有効活用事業、その他建築関連業務などがあります。
不動産のことならオールインワンで何でも任せられるのがフジ住宅の強みです。

フジ住宅の新卒・中途採用情報からフジ住宅社を読み解く

続いてはフジ住宅の新卒・中途採用情報についてまとめていきます。

多数の事業を手掛けるフジ住宅は新卒・中途社員を募集していますが、フジ住宅とその社員とで裁判沙汰が起きていることから、職場環境が気になる方も多いでしょう。

そこで、実際に働く人の声もご紹介していきます。

■フジ住宅にはどんな仕事があるのか?

フジ住宅には大まかに分けて営業系総合職と技術系総合職の職種を募集しています。

営業系総合職の場合には、土地有効活用事業部として営業に出たり、シニア事業推進課のスーパーバイザーの役目を担ってもらったり、さらには賃貸マンション課に所属して不動産管理を行ったりなど様々です。

技術系総合職に関しては建設事業本部に入り、賃貸やマンションの施工監理・設計を行います。

■福利厚生や社内制度について

フジ住宅では教育書籍の配布や新入社員研修、通信教育制度など、教育に力を入れている企業です。
そのため、業界知識がない方でも安心して入社できるようになっています。

また、資格取得のための支援制度も整っており、資格取得一時期を支給(例:一級建築士合格時に24万円支給)など、サポート支援によって一人ひとりが成長しようと努力できる環境にあります。

さらには福利厚生が手厚いことでも知られています。
各種社会保険に定期健診、有給休暇計画付与、確定拠出年金、脳ドッグ補助金制度、親孝行月間、記念日花束送付など嬉しい制度が揃っているのです。

■実際に働く中の人の声、口コミ

次はフジ住宅で実際に働く人の声を確認してみましょう。

技術者として先輩社員から学んでいただける土壌があります。会社からの資格取得支援もありますので、これから技術者を目指す新卒の方にとって、良い環境が用意されていると思います。顧客満足度による表彰制度もあります。より多くのお客様に喜んでいただけ、また、会社からもその成果を表彰いただけることは、非常にモチベーションアップになっています。

引用元:建設事業部本部 設計部分譲住宅設計課

このコメントを見ると上司から気軽にアドバイスをもらえるアットホームな環境であることが見えてきます。
表彰制度によってモチベーションアップも期待できるなど、働きがいがある仕事でもあることが判断できます。

360度評価の人事査定評価システムが導入されており、部下も上司の評価をする為上司からの一方的な評価にならないし、上司へマイナス評価をしたとしてもそれが待遇や評価には一切影響がないところが良い。

引用元:openwork -フジ住宅株式会社 社員による口コミ-

フジ住宅は年功序列の会社ではありません。
成果主義となっているので入社数年で大きな地位に立つこともできるでしょう。

物件の規模が大きくなると、それに伴って考えるべきことも多くなるので、事前協議や開発許可申請などの流れや、建築基準法の法律内容、各行政毎の開発指導要綱などの知識を増やせると感じています。そのため、知識の向上やスキルUPという面でも、申請担当としてのやりがいを感じています。

引用元:フジ住宅株式会社 採用サイト

不動産業界では多くの知識を活用しなければなりません。

大変なことではありますが、住宅やマンションが建ち並び、街ができあがっていく姿は本当に感動するでしょう。

やりがいを感じられる仕事をしたい方
にはピッタリです。

フジ住宅訴訟・裁判を解説

続いて、フジ住宅の訴訟・裁判問題について解説していきます。
はたしてどのような問題によって裁判にまで発展してしまったのでしょうか?

裁判の概要

フジ住宅内で起きた裁判は、同社従業員の女性が2015年に3,300万円の損害賠償訴訟を会社側に起こしたことから始まりました。
「会社側が差別的な要素がある資料の配布を辞めない」との主張です。

これに対して会社側は和解のための提案を行ったのですが、女性は会社側の都合であると感じ、納得しません。
女性は続いて会社側に3,300万円の損害賠償を求めたのですが、その後に会社側が社内で配布した資料が「報復ではないか」と再び問題となり(フジ住宅側は否定しています)ます。

2020年に大阪地裁は一審判決を下し、フジ住宅及び今井会長に対して原告へ110万円の賠償を命じて、原告側である女性が勝訴する結果で終わりました。

裁判の背景と経緯

裁判のきっかけとなったのは、フジ住宅が教育用にと配布したYouTube動画紹介画像にあります。
その資料に第三者が書き込んだコメントが載っていたのですが、そのコメントが同社に勤める在日コリアン人の女性にとって差別的な扱いであると感じたことがきっかけです。

他にもフジ住宅では教育資料のひとつとして配布した漫画が差別的な要素があったのではないかと原告側から指摘されています。

裁判の判決のポイント、争点について

訴訟から約5年後である2020年に原告側である女性が勝訴しましたが、一連を見てみると、判決には疑問が残る点もあります。
フジ住宅曰く、悪意あるコメントを残したまま配布したというのは意図的ではないとしています。

また、他にも配られた資料は原告女性を念頭において作成したものではないということ、さらにそれら資料はあくまで個人が任意で目を通すものであって、強制的に読ませるように作成した資料ではないとも述べられていました。
批判文言を資料として配布してしまったことは事実ですが、差別的な表現やコメントも削除したり塗りつぶしたりすれば、女性が不快な思いをすることもなければ、裁判にまで発展することもなかったでしょう。
この裁判は一審判決後からメディアにも多く取り上げられました。

当時報道されたのはフジ住宅が一方的に原告の女性を差別したという内容になっており、この報道も原告側が勝訴する要因になったのではないかという声もあります。

フジ住宅裁判で起きたブルーリボンバッジ訴訟とは?

フジ住宅裁判では「ブルーリボンバッジ」問題も話題となりました。
ブルーリボンバッジとは、 北朝鮮にいる拉致被害者と家族を結ぶ「青い空」、さらに祖国・日本と北朝鮮を隔てる「日本海の青」をイメージしたバッジです。

裁判でヘイトハラスメント根絶のテーマが表現された缶バッジを原告側が着用。その行動を見て、今度は会社側の支援者が富士山と太陽を描いた缶バッジを着用して、双方が口論する問題に発展しました。
バッジによって起きた口論に見かねた裁判所は、法廷で円滑な裁判を進めるためには、原告側とフジ住宅側双方に対して、ブルーリボンバッジを含むメッセージ性のあるバッジの着用を禁止としたのです。

ブルーリボンバッジが着用禁止となったことは賛否が別れ、話題となりました。

 

 

まとめ

今回は、フジ住宅の概要と、フジ住宅裁判ついてご紹介してきました。

  • 意図的ではなくても女性には悪意ある表現と捉えられてしまったこと
  • 相手をさらに煽ったり、不快にさせたりするような資料を作成したと思わせてしまったこと

このような理由でメディアに悪い印象のまま報道されたフジ住宅ですが、地域社会への貢献もあり、社員の満足度も高く、優良企業であるとの声も多々あります。
昨今、偏った報道を鵜呑みにせず、自らの力で情報を収集し選別し判断する力が求められていると感じます。表現の自由とは何なのかを考えるきっかけにもなりました。

フジ住宅側の主張を確認したい方は以下公式サイトをご覧ください。

公式サイト

 

 

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