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「東京」を肯定し、否定する。若い世代が示す新しい「仕事の可能性」とは?

最近は、様々な働き方が認められるようになってきました。特に若い世代は東京を肯定して成功した人、否定して成功した人がいます。そのような人に注目してみると、これまでにはない新しい仕事の可能性が見えてくるのです。

今回は、若い世代が示している新しい仕事の可能性についてご紹介しましょう。

地方へ移住したことで真実に気が付けた久野太一さん

久野太一さんは、2016年12月に2年間勤めたサイバーエージェントを退職しました。東京都内で一人暮らしをするのはとてもお金がかかるため、貯金もありませんでした。

そこで久野太一さんは、コストがかからない田舎への移住を決意し、30万円の最後の給料を軍資金として移住先を探すための旅に出たのです。どうして田舎への移住を決意したのかというと、久野太一さんは渋谷で生まれ育ち、他を知らないことがコンプレックスになっていたからだと言います。

そのような思いを抱いていた久野太一さんは、AIが様々な場面で活用されるようになった今、人間が働く意味も分からなくなっていたそうです。

そして、「仕事は自己実現のツール」だと考えている若いスタッフとの差を埋めることができなくなっていき、サイバーエージェントの退職を決意したのです。

久野太一さんは、生活のコストを削減するための移住先を探します。ストレスの原因は仕事がほとんどを占めていると考えたため、できるだけ働かなくても良い社会が来ることをコストがかからない田舎で暮らしながら待とうと考えました。

移住先を探す中でたどり着いたのは、福岡県糸島市でした。福岡県糸島市は、田舎というよりは郊外の街という印象の場所です。その場所で、近所のボルダリングなどに通うなどしていましたが、生活費は東京都内で暮らしていた頃とは比較にならないくらい下がりました。

理想だと考えていたその生活の中で久野太一さんは、あることに気が付きます。それは、満足感を得られないどころか退屈だということです。

毎月5万円あれば生活できましたが、それでは好きなゲームも買えない、海が近くにあってもサーフィンの道具も買えないという状況だったため、自分自身は5万円の生活では満足ができないと気が付けたのです。

そして、転職エージェントに登録し、2017年9月からは福岡市にあるスタートアップ企業・グッドラックスリーで働いています。
グッドラックスリーでは、好きな仮想通貨やゲームに関する事業を行っています。

自宅でも仮想通貨のマイニングを行っていることから、できるだけ働かなくても良い社会が来ることを今でも望んでいて、それに向けて準備を続けていることが分かります。

 

若くして天才プログラマーと呼ばれた山内奏人さん

山内奏人さんは、中学生時代からベンチャー企業を5つ経験し、国際的なプログラミングコンテストやビジネスコンテストで数々の賞を取ってきた天才プログラマーです。

ONE PAYというアプリを開発し、専用の端末を使わなくても、スマホだけでカード決済ができるという画期的なシステムを生み出しました。キャッシュレス化を促進する動きが顕著になっている今、とても手軽なインフラとして大きな注目を集めているアプリでもあります。

そんな山内奏人さんは、6歳からプログラミングをはじめ、中学生時代にはベンチャー企業のプログラマーになりました。SNSなどを通じて知り合った人の仕事を手伝っていた当時の悩みは、仕事勉強の両立で時間がなかったことだと言います。

そんな山内奏人さんは現在、レシート買い取りアプリ「ONE(ワン)」で知名度が高くなったワンファイナンシャルのCEOを務めています。「ぼくのりりっくのぼうよみ(ぼくりり)」で知られているたなかさんが余白戦略顧問に就任し、茶道を広める活動を行っている株式会社TeaRoomの代表でもある岩本涼さんがワンファイナンシャルの茶頭に就任したことをきっかけに取材が行われました。

茶頭は、著名な大名に使えていた筆頭茶人のポジションですが、企業でこの役職が用いられることは異例です。このような役職をワンファイナンシャルで採用した背景には、戦略的に休むことが必要だという山内奏人さんの考え方があります。頑張ればひたすら働き続けることもできるでしょう。

しかし、それでは心身ともに不調をきたしてしまう可能性が非常に高くなってしまうというリスクを伴います。そのため、戦略的に休みながら働けるスキルこそ重要になってくると考えているのです。

余白戦略顧問に就任したたなかさんは、山内奏人さん自身がこれまでの経験の中で不安や恐怖と向き合うためには余白を作り、新しい文化に触れることなどが重要だという考えに基づいて採用されました。余白があることでベストコンディションを作っていけると山内奏人さんは考えているため、このような斬新な役職を思い付くことができたのではないでしょうか?

そんな山内奏人さんは、「豊かさとは何かを追求し、プロダクトに落とし込むこと」という一貫したテーマを持ち続けています。元々プロダクトが好きだったこともあり、それを活かすことで生活をアップデートすることにもつながっていきます。特に最近は、スマートフォンを1人1台は持っているような時代なので、スマートフォンというメディアを活かすことができれば、これからの時代を生き抜くためのスタート地点に立てるとも考えているのです。

 

固定概念を取り払うことで新しい可能性を見つけることができる

久野太一さんと山内奏人さんの2人は、どちらも独自の考え方を持っている人物です。自分自身がどのような生き方をしていきたいのか、どんな働き方をしたいのかといったことが非常に明確になっていて、それを実現するために動いています。

多くの人は久野太一さんのように都内の安定した生活を捨ててまで田舎暮らしをしようとは思わないでしょう。また、山内奏人さんのように遊ぶ時間もなく中学生の頃から仕事をスタートする人もいないでしょう。

久野太一さんと山内奏人さんはやっていることは違いますが、これからの時代を自分らしく生きていくためにはどうすればいいのかを見据えていることには変わりありません。新しいことを始めるためにこれまで続けてきたことを辞めるためには、大きな勇気も必要で、実行できないまま終わってしまう人も少なくありません。

そんな中で、若くして自分らしい生き方を模索しているこの2人の生き方は心を動かすものだと言えるのではないでしょうか?2人のような生き方では安定性がないと感じてしまう人もいるでしょう。しかし、これからの時代は今の安定性がずっと継続するとは限りません。

そのため、自分自身で何かを生み出していける力を身に付けることが重要ではないかと考えられているのです。そのようなことを踏まえて考えてみると、久野太一さんと山内奏人さんは私たちが目指すべき生き方のお手本として先頭を歩んでいます。

若い世代の活躍は著しく、大きな功績を残す人もたくさんいます。その中で今回紹介した久野太一さんと山内奏人さんも、これからの時代に適応していくための仕事の可能性を示していると言えるでしょう。

ただ会社の言う通りに働くことだけが、仕事・働き方ではないことが、2人を見ると分かります。自分らしく生きていくためにはどんな生き方をすべきなのか、東京という大きな舞台が全てなのかといったことを考えるきっかけになると感じる人もきっといるはずです。

ぜひ皆さんも、仕事や働き方の可能性について考えてみてください。

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