新型コロナウイルス蔓延により、注目が集まっているのがウイルス対策商品です。
今回のコロナの影響によって、株式会社東亜産業の除菌アイテムである
ウイルスシャットアウトが人気になったのはご存じでしょうか?
ウイルスシャットアウトは周囲の菌から自身を守る効果を得られる優れものです。
今回はそんなウイルスシャットアウトの除菌の仕組みや評判などについてご紹介していきます。
気になる方はぜひご覧になっていってください。
ウイルスシャットアウトにはどのような効果が期待できるの?
ウイルスシャットアウトは株式会社東亜産業から販売されている空間除菌用品です。
製品には亜塩素酸ナトリウムと天然ゼオラルを配合させた二酸化塩素発生剤が含まれています。
二酸化塩素というのはウイルスを除菌・除去する効果を持っている成分です。
ウイルスシャットアウトを使うことにより、
空気中に浮遊するウイルスを除去する効果を得られるようになっています。
そしてウイルスシャットアウトは便利で使いやすいという点も特徴に挙げられます。
ウイルスシャットアウトは首にかけるだけで効果を発揮してくれるので、
ウイルス対策を気にする大人だけではなく、マスクを嫌がる子どもにも適していると言えるでしょう。
マスクを嫌がる子ども、熱中症を懸念してマスクを付けたくないと考える人、
マスクをするだけではウイルス対策は不十分だと考える人など、
マスクを付けることが当たり前となった今だからこそ非常に役立つものだと感じるはずです。
また、ウイルスシャットアウトは非常にコンパクトであることも売りの1つです。
横幅約4.8cm、高さ約7.2cmというコンパクトなサイズが
長時間付けていても邪魔に感じないようになっています。
それに加えて見た目もシンプルなデザインになっているため、仕事中でも違和感なく使用できるようになっているのです。
ウイルスシャットアウトの有効期限は開封後約30日。
これ1つあればおよそ1ヶ月は花粉や様々なウイルスから守ってくれます。
購入した人の評判コメントには、
“リピしようと思ったら売り切れました。塩素の匂いはします”
“マスクと空間除菌ガードと両方で明日から早々にコロナウイルス対策します。”
引用元:
https://www.qoo10.jp/gmkt.inc/Mobile/Goods/goods.aspx?goodscode=752368385&isadplus=A&__ar=Y
といったコメントがありました。
本体から発生する塩素の匂いにウイルス対策できる製品として十分に効果を感じることでしょう。
目には見えないウイルスから守ってくれるウイルスシャットアウトは、
マスクと併用することでさらに真価を発揮してくれます。
類似商品に注意?!さらに、使い方にも注意が必要!!
ウイルスシャットアウトは前述の評価コメントにもあったように、
既に完売・生産終了しておりほぼ購入することができません。
人気があったゆえかもしれませんが、
ウイルスシャットアウトの偽造品が世に出てきたうえに、
偽造品で健康被害にあった人がいるという報告も出てしまったことから
販売終了になったのではないでしょうか。
ウイルスシャットアウトは塩素の匂いがするものではありますが、安全に使用できるアイテムです。
しかし偽造品を使用した人からは“健康被害を受けた”という声が寄せられたのです。
これによりウイルスシャットアウトの販売元である東亜産業は非難を浴びます。
ウイルスシャットアウトの偽造品が出回ったことでバッシングされてしまった東亜産業は、
ウイルスシャットアウトの生産・販売を終了してしまいました。
そのことがあってか東亜産業では今、
「コピー商品の購入には注意してください」との注意を促しています。
また、ウイルスシャットアウトなどの空間除菌剤は使い方にも注意が必要です。
空間除菌剤は周囲の除菌ができるものではありますが、
使用状況によっては効果を発揮できない場合もあるのです。
オフィス内や自宅など室内、通勤・通学電車の中といった密閉空間では、
ウイルスシャットアウトの二酸化塩素発生剤の効果を実感しやすくなっています。
しかし屋外や風通しのあるような広い空間では身に付けているだけで
ウイルスをきちんと除菌できる可能性が低くなってしまうのです。
ウイルスシャットアウトがまだお手元にある方は、
使用する場所にも注意をはらい約30日間の効果が無駄にならないように使っていきましょう。
新型コロナウイルスへの効果やいかに?
ここまでウイルスシャットアウトをご紹介してきて、
新型コロナウイルスには実際に効果があるのだろうか?と疑問に思った人は多いことでしょう。
ウイルスシャットアウトは残念ながらコロナに効果があるかどうかは現在不明です。
コロナ対策として購入した人にとっては残念に思ってしまうことでしょう。
しかし、ウイルスシャットアウトはコロナ対策のために誕生した商品ではありません。
元々は風邪や花粉対策として開発された商品で、
コロナによる影響を受ける以前から販売されていた商品です。
その理由もあって、東亜産業はウイルスシャットアウトの使い方に注意を促しているのです。
そして東亜産業では今、
販売店に向けて“コロナに効果がある”という表示をさせないようにも呼び掛けています。
ウイルスシャットアウトを販売していた多くの店舗では、ウイルスシャットアウトのような
衛生商品が全てコロナの何かしらの対策になるものとして捉えてしまっており、
「コロナに効果的」といったような過剰な効果を謳った広告を行っている傾向にあります。
コロナ対策ができるかどうかわかってはいないため東亜産業は使い方及び、
販売店舗には広告の仕方も注意を行っています。
そもそもウイルスシャットアウトに配合されている二酸化塩素というのは、
酸化作用により、標的のウイルスや細菌のタンパク質を変化させる特徴を持っています。
酸化作用よってウイルスや細菌の構造が変わり機能の低下につなげるのです。
こうして、ウイルスや細菌、そしてカビにも効果があるとして働き除菌が可能にしています。
ウイルスシャットアウトではこのような除菌効果はあるものの、
人体には影響のない具合に調整されているため、
場所によって効果を発揮する場所としない場所があると言っています。
適した場所で使用していけば、効果は存分に得られます。
まだ手元にある方はコロナ対策というよりも、
その他のウイルスや細菌、カビなどから守るためのアイテムとして使用するようにしましょう。
4:東亜産業はハンドジェルも販売していた!
画期的なウイルス対策商品であるウイルスシャットアウトですが、
東亜産業ではハンドジェルも販売しています。
東亜産業の中では化粧品として扱われているハンドジェルですが、
こちらもウイルスシャットアウトのように「コロナ対策として」といった形で
販売されていることもあります。
医薬部外品ではないことから「殺菌」や「消毒」という文言を使うことは法律上禁止されており、
東亜産業では販売店舗に「殺菌」「消毒」という文言を利用したコピーや広告も控えるように訴えかけています。
ただコロナウイルスの蔓延によって
医薬部外品および雑貨の新型コロナウイルス不活化効果についての研究も進んでいる中、
北里大学では「50%以上の希釈濃度のエタノールでも効果がある」と言っているのです。
東亜産業のハンドジェルはエタノール50%の希釈で作られている衛生商品です。
これまで厚生労働省では、
60%以上でないとあらゆるウイルスには効果を発揮しないと答えていました。
コロナの蔓延によってさらに進められている研究は今後どのような答えを出していくのでしょうか?
ハンドジェルを販売している東亜産業や厚生労働省は効果がないと言っていますが、
北里大学では効果があると説明されており、混乱を招く状態になっています。
コロナに効果があるかどうかはまだ調査中ではありますので、
研究が進んで確かな情報が出るまで待ち、
それまでは不要な外出を控えるのが一番のコロナ対策になってくるでしょう。
5:まとめ
東亜産業から販売されているウイルスシャットアウト及びハンドジェルは、
現在研究段階の新型コロナウイルスに対して効果があるとははっきりと認められていません。
あまりの売れ行きと過大な広告表現、さらには偽造品が出回ったことで、
東亜産業ではこれら製品の販売を終了しており、現在は新たに購入できる可能性が低いです。
商品が見つかったとしても類似商品である可能性が高く
場合によっては健康被害を受ける可能性があるので使用する際は注意しましょう。
ただ、ウイルスシャットアウトもハンドジェルも
正しい使い方を理解しなければ商品の効果を存分に得ることはできません。
コロナ対策はできないと東亜産業は言っていても、研究大学では効果が認められてきています。
様々な情報によって理解に悩まされる世の中ではありますが、
1つの対策方法として所持しておくのはwithコロナの現在においては
少しながら安心感をもたらしてくれることでしょう。
今後はコロナの研究ももっと進んでいきます。
商品に不安を感じる人、正しい知識が知りたい人は今後の研究結果にアンテナを張りましょう。