2019年8月2日(金)から、 化粧品メーカーのセプテムプロダクツが子育てに関するラジオ番組の放送を開始しました。 タイトルは「わんぱくチルドレンどこ行った」。 パーソナリティーはいま注目の落語家、春風亭一之輔さんで、 「長屋理念」がコンセプトのセプテムプロダクツオリジナル番組です。 筆者はなぜ化粧品メーカーが子育ての番組を?と思いましたが、 調べてみると、セプテムプロダクツと子育ては関係していることがわかりました。
セプテムプロダクツの概要
セプテムプロダクツは、1995年7月に設立された化粧品メーカーです。 人間の体に備わっているホメオスタシス(恒常性維持機能)を活かして、 肌本来の美しくなろうとする力を高めること。 そして商品を通じて女性の生きる力を輝かせることを 商品開発の原点としています。 経験豊富な研究者や技術者によって、 開発から生産まで数多くの商品でこだわりが追求され、 厳しい基準をクリアした商品だけが販売されます。 なお、ディストリビューターへのマニュアルには、 「条件次第で返品可能であることを伝えてから商品の売り込みをするように」とあり、 無理な売り込みはしていません。 大人気シリーズの「エルテオ」は、2020年6月20日にリニューアルされました。すでに高い満足度にもかかわらず、さらに喜ばれる商品を目指す姿勢は徹底されています。 このように、セプテムプロダクツは長い歴史を持ち、 ノウハウを活用して愛用者とともに商品を開発していく姿勢を貫いています。
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子育て番組のねらいとセプテムプロダクツの理念
「わんぱくチルドレンどこ行った」の番組紹介には、 ハッピーの源はアナログな人のつながりだとあります。 たしかに、MLMは人と人とがつながることで初めて成り立つビジネスです。 それでは、なぜ子どもに焦点をあてているのでしょうか。 アナログな人のつながりであれば何でもいいのではないでしょうか。 ここからは筆者の推測になりますが、 それは「長屋理念」というキーワードに答えがあるように思います。
「長屋理念」とは?
長屋とは、集合住宅の形態の一つです。 日本では、壁を共有して水平に連なった1階建ての住宅を指すことが多いです。 江戸時代には、住人がお互いに助け合って生活をしていたそうで、 セプテムプロダクツではこれを 「感謝の気持ち、思いやりの心、おかげさまの心、温かな人間関係のある環境」 と表現しています。 それは、利害の外にある、 純粋に相手のためを思う利他的感情に基づく関係ではないでしょうか。 一番に思いつくのは家族との関係であり、 親から子への愛情であるように思えます。 そう考えると、セプテムプロダクツが自社の理念を視聴者と共有する際に 共通言語として選んだものが「子ども時代の思い出」や、 「子どもたちを育ててくれた親たちのエピソード」であることもうなずけます。
まとめ
MLMを導入している化粧品メーカー、 セプテムプロダクツは子育てに関するラジオ番組も手掛けています。 「わんぱくチルドレンどこ行った」という番組は セプテムプロダクツの「長屋理念」をコンセプトに構成されており、 根源的な人と人とのつながりを視聴者と共有する目的があるようです。