アクセスグループ・ホールディングスは、東証JASDAQスタンダードに2018年11月6日の日付で上場することが明らかになっています。
では、新規上場のアクセスグループ・ホールディングスはどのような企業なのでしょうか?ここでは、企業概要や事業内容、サービスの口コミや競合他社との比較を記載していこうと思います。
企業概要
1982年10月に創業し、1990年4月に設立したアクセスグループ・ホールディングスは、東京都港区南青山に本社を構え、大阪府にも支社を設けています。
「必要なときに価値のある情報が届く」仕組みを創出することを使命として事業を展開しています。
創業当初は、株式会社アクセス通信として設立し、翌年の1983年に採用広報事業に参入しています。その後、学校広報事業参入、関西支社開設などを経て、持株会社としてアクセスグループ・ホールディングス設立に至りました。
そんなアクセスグループ・ホールディングスが理念として掲げているのは、「人と社会とがベストな未来を歩んでいくためにメディアとコミュニケーションの場を創造・提供する」で、プロモーション事業や人材採用広報事業を中心に展開しています。
関連会社にはアクセスプログレス・アクセスヒューマネクスト・アクセスリードなどがあり、アクセスグループの永続的な成長と責任を全うすべく行動規範を明確にしているのも特徴です。
経営戦略としては、安定収益基盤の構築・連合企画・個別案件などの複合的アプローチによる新規クライアント開拓を第一にしています。
また、イベントノウハウを習得しフォーラムスペースを提供すること、グループの総合力を結集して外国人向けビジネスを拡大することにも力を入れています。
グローバル社会が当たり前の時代へと変化している中で、顧客やユーザーの要望に最適な情報を届けることに大きな意味があると考えているのです。
より実効性のある提案をしていくことで、顧客やユーザーと共に成長していけるような企業でありたいとして事業展開を続けています。
高い専門性と実効力を持ちつつ、顧客とユーザーの良きパートナーとして事業を進めていっているのも大きな特徴ではないでしょうか。
事業内容
プロモーション事業・人材採用広報事業・学校広報事業の3つに事業内容となっています。
販売促進や業務代行、プロモーション・アウトソーシング事業を展開しているのがプロモーション事業です。
プロモーション事業は株式会社アクセスプログレスが事業を担っており、住宅や高齢者居住施設・広告代理店・外食・旅行・アパレル・自動車販売・ケーブルテレビ・公的機関などをターゲットにサービスを展開しています。
顧客やユーザーに対してDMやパンフレット・Webサイトなどの販促物の制作や印刷、発送代行を行っているほか、効果的なプロモーションの提案も行っています。
株式会社アクセスヒューマネクストが事業をになっている人材採用広報事業は、採用広報と人材サービスを中心とした人材採用の支援を行っています。
新卒や若年層の社会人に対しては、就職情報サイトや合同企業説明会などを通じて、採用情報提供や応募促進につなげています。
さらに、企業の人材採用活動をより支えていくために適正検査・応募管理・テレマーケティング・説明会運営などのサポートも担っており、企業に対するバックアップに力を入れているのです。
学校広報事業は、教育機関の学生募集やそれに伴う広報業務の総合的サポートを行っており、株式会社アクセスリードがその業務を担っています。
日本人向け・外国人向けメディアを構築し、合同進学説明会企画開催やWebサイトにおける情報提供を行うことで、ニーズに合った自社メディアを提供しているのです。
実際に官公庁や行政機関からの信頼を得て、業務受託をはじめとする実績も多いのが特徴です。
サービスの口コミや社員の評判など
アクセスグループ・ホールディングスの具体的なサービスの口コミは見ることができませんでした。
しかし、プロモーション事業ではあらゆるニーズに応じてツールを組み合わせ手顧客・ユーザーとのつながりを構築しています。
ターゲット業界それぞれに関する公演や講習会なども随時開催し、集客そのものにも確かな実績があるというのも魅力です。
また、人材採用広報事業では、自社スペースであるアクセスフォーラムを最大限に活用しながら、新卒や若年層を中心とした採用活動のサポートを行っています。
実際に顔を合わせることで、就活生と企業とのつながりの場を作り、応募促進へとつなげているのです。
学校広報事業においては、教育機関の広報や支援に特化した株式会社アクセスリードが制作物・行政機関の進学説明会運営受託、Webによる出願システム提案など幅広くサポートしています。
将来的に、日本の学校を海外にPRしていく取り組みを進めていくことがわかっているほか、今後も確かな実績を得ていくことが期待されているのです。
アクセスグループ・ホールディングス全体で見た社員の口コミは見ることができませんでしたが、関連企業に携わったことのある社員による口コミを見つけることができました。
自分のやりたいこと・思っていることが色々できる。色々な業界へチャレンジできる。商材も色々探して扱うことができる。意欲があればかなり自由度が高い。
この口コミはプロモーション事業を担っている株式会社アクセスプログレスに携わった方のものです。
グローバル化が進む中でニーズに沿った提案を続けていくということからも、その仕事にやりがいを感じている方が多いのではないでしょうか。
はっきり言って男女が全く関係ありません。自分の同期も男女比はほぼ半分くらいでした。
はじめは女性の方が営業アポイントが取れやすいので、自分がなかなかアポイントが取れず焦った記憶があります。長く働く女性や役職の上の方もいて、近年は育休制度の取得者も増えています。
株式会社アクセスヒューマネクストの口コミでは、人材採用広報事業ということもあり、男女平等に仕事を任されているという点が見られました。
就職セミナーなどのイベント準備についても、実際に男女は関係なく従事していることが分かっており、女性が活躍するシーンの見本にもなっているようです。
未経験でも、どんどん現場に出ていくことができるのである意味成長するのは早かったと思う。研修制度などは特に充実している訳ではないが、とにかく現場で覚えられることは多いように感じた。
学校広報事業として事業展開する株式会社アクセスリードの口コミにおいても、現場で仕事する機会が多いことが記載されていました。
人材採用広報事業と同様に、普段から顧客やユーザーに合いサービスの提案をすることで、より確かな信頼と実績を獲得しているのではないでしょうか。
競合他社との比較
アクセスグループ・ホールディングスのように、プロモーション事業や人材事業を展開している企業として、株式会社メディアネットワークや株式会社ジャパンクリエイトなどがあります。
株式会社メディアネットワークは、システム関連事業や人材事業、プロモーション事業などアクセスグループ・ホールディングスと同様の事業展開を続けている企業です。
また、株式会社ジャパンクリエイトは、官公庁をはじめとする様々な分野におけるアウトソーシング事業、セールスプロモーション事業を展開しています。
どちらも比較的新しい会社ではありますが、これからより確かな実績を積んでいくことによって、アクセスグループ・ホールディングスにとっては競合他社として名高い位置についていくのではないでしょうか。
また、新規上場によって大きく差をつけたアクセスグループ・ホールディングスは、今後もそれ以上の企業努力を続けていくに違いないでしょう。
ここまで、アクセスグループ・ホールディングスの企業概要や事業内容、口コミ、競合他社などを述べてきました。上場すれば、さらに確かな実績を積み上げ、顧客やユーザーの要望に応えるための努力を続けていくことが期待されるでしょう。
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