UTエイム株式会社は、製造にかかわる業務全般の分野で人材派遣を行っている会社です。
半導体分野で高い定着率を誇り、日本のすべてのモノづくり産業をサポートしているといっても過言ではありません。
今回は、そんなUTエイム株式会社の概要や事業内容について、そしてUTエイムで働く人の声や、UTエイムの強みなど、調査をしてみたのでご紹介していきましょう。
企業概要
UTエイムは1995年4月に設立された会社ですが、UTエイムのエイムは、「志」を意味する「aim」から来ているそうです。
以来、日本の製造分野における人材ビジネスを展開していますが、UTエイムは「人の成長の総和が企業の成長である」という考え方を基盤にしているので、常にはたらく人が成長できるという環境づくりにもこだわっています。
「挑戦と成長」をテーマに、社員全員がUTエイムではたらく意義を強く感じ、成長できる仕組みをつくりあげ、今もなお発展し続けています。
事業内容
では、UTエイムはどのような仕事を行っているのでしょうか。
日本の「モノづくり」を支える仕事といっても、ピンとこないかもしれませんが、UTエイムが主にどのような製造を行っているのか触れてみましょう。
エレクトロニクス産業
半導体/電子部品/IT機器/液晶パネル/液晶フィルム/プリンター/デジカメ/家電など
自動車関連分野
ボディおよび自動車部品の溶接/塗装/加工/組立/検査/物流業務など
住宅・建物分野
アルミサッシ/スチールドア/衛生陶器(洗面台・トイレ、浴槽等)/グラスウール(ガラス繊維)断熱材など
環境・ エネルギー分野
リチウムイオン2次電池/バッテリー/1次電池/燃料電池/家庭用発電システムなど
部品加工・成型
金属部品/非鉄金属/樹脂製造/セラミックス製造/プラスチック成型など
航空・宇宙関連
飛行機製造
医薬品・ 化粧品・食品
医薬品製造/化粧品製造/食品製造
国内超大手企業や、世界ブランドでもある製造メーカーの取引を主とした、自動車や半導体等の製造に関わっていますが、自動車関連だけでなく、エレクトロニクスに飛行機の製造、環境、医薬品など、本当に様々な製造分野で活躍していますね。
生産ライン各工程の製造オペレーションやメンテナンス、そして保全サポートに管理統括など、日本の「モノづくり」を裏から支えているというのがよくわかります。
UTエイムの強みって?
半導体や自動車関連の製造に携わっている会社は、ほかにも多数あるはずです。
それでも大手有名企業との取引が多いUTエイムの強みとは、どんなものがあるのでしょうか?
1.業界No.1の採用力
まずは何といっても採用力かもしれません。月間、なんと1,000名の採用を実現しているという圧倒的な採用力がUTエイムの強みでもあります。
全国に38のキャリアセンターを置き、採用機能の拡充や募集のWeb化などをはかり、強力な採用力を誇っています。
圧倒的な採用力があるので、これを最大限に生かし、全国各地の製造に必要な人材を確保することが出来ているのです。
なぜこんなに採用力が高いのかというと、派遣社員に対して、無期雇用による安定した生活、スキルアップ支援の研修、社員一人ひとりの将来を見据えたキャリア形成支援などを提供していることもあるのでしょう。
安心して働け、成長できる環境を作っていくことにより、月間定着率は年平均で92%という高い数値(公式サイトより)が結果として表れています。
また、工程一括請負も可能な優秀な人材と組織力、そして安定就業を実現しています。
派遣社員にもしっかりとした雇用制度を設けているからこそ、人材が成長し、長く働きたいという環境をつくりあげているのでしょうね。
これは、UTエイムと取引する企業だけでなく、はたらく人から見ても強みなのではないでしょうか。
2.コンプライアンス・CSRの高い信頼性
UTエイムは、2017年に厚生労働省が定める「優良派遣事業者認定」を取得しています。
「優良派遣事業者認定」とは、法令遵守のみならず、派遣社員のキャリア形成支援や、より良い労働環境の確保、トラブル防止策など、派遣社員と派遣先企業双方に安心のサービスを提供できる基準を満たしている派遣事業者だけが認定される制度です。
高い基準を満たしていると示される指標でもあるので、これもUTエイムの強みなのでしょう。
さらにUTエイムでは、電子業界におけるCSRの世界基準であるEICC(電子業界行動規範)の監査にも適合する信頼性の高い職場づくりを、今後も推進していくようです。
3.人財を育てるキャリア形成支援
UTエイムは、創業時から社員のキャリア形成支援を重視している企業でもあり、はたらく人の権利を守りつつ、そのやる気ややりがいで就業の質や効率を高めていく、社会の「人材キャリアプラットフォーム」の役割を果たしています。
これは、派遣ではたらく人へのキャリア形成支援が義務づけられる2015年より前に、UTエイムは制度として取り入れていました。
日本のモノづくりの未来のために、UTエイムは人財育成・キャリアアップ支援にも積極的に取り組んでいるのです。
UTエイムで働く人の口コミ
UTエイムがどんな会社なのか、そしてどんな強みを持っているのかはわかりましたが、では、どんな人がUTエイムで仕事をしているのか気になりますよね。
UTエイムで働いていて嬉しかったエピソードや、どうしてこの会社を選んだのかなど、はたらく人の意見もまとめてみました。
・UTエイムで仕事をしていて嬉しかったエピソード
自動車関連の製造も多いので、これから世に出ていく車の試作車に触れられることも嬉しさの一つ、という意見がありました。
日本だけでなく、海外でしか販売されない車の製造にも携われ、このチームでなければ知ることができなかったことや、大きなやりがいも得られるのだとか。
車が好きという人は、ここでしか見られないものもあるわけですし、世に出る前の車に触れられるのも製造業ならではのメリットですね。
・どうしてUTエイムを選んだのか
ずばり、開発案件の多さ!という意見が見られましたが、自分の可能性をもっと深く追求していける環境に惹かれたという声も。
最初から半導体開発に興味があり、その開発の道へと進みたい気持ちもあったが、開発案件の多いUTエイムだからこそ、半導体以外に電子回路のシステムにも関わることができるので、更に自分にあった仕事も見つかるのでは?と入社を決めた方もいました。
ずっと同じ仕事をするのではなく、派遣先やプロジェクトが変わると新鮮な気持ちで挑めるので、常に新しい仕事にワクワクできるのだとか。
UTエイムは、キャリア育成支援にも力を入れているので、積極的に上を目指していくタイプの人が多く集まっているのかもしれません。
今のままの自分では満足せず、新しい自分を見つけ、やりがいのある仕事に向き合っていく。
そんな人財が、これからの日本の「モノづくり」を支えていくのではないでしょうか。
まとめ
UTエイム株式会社について調査をしてみましたが、日本のすべてのモノづくり産業のサポートをしているというところから、自分たちが普段使用する自動車、家電製品や建物、医薬品まで、知らないところでUTエイムの携わったものに触れているのかもしれないと気付きました。
昨今では、労働人口の減少や、デジタル化にグローバル化がどんどん進んでいますから、これからも日本の「モノづくり」はどんどん変わっていくのかもしれません。
しかし、「モノづくり」に興味のある人が集まり、更に新しい「モノづくり」が生まれ、これからの日本の「モノづくり」にも深く関わっていくのが、UTエイムなのでしょう。