この記事でわかること
- 近畿産業信用組合(理事長・大本 崇博/副理事長・徳山明夫・千原芳浩)の会社概要や業績
- おもなサービス・商品
- 注力している取り組み
- 求人・採用情報や福利厚生
私たちが生活をする上で非常に大事なお金。
自分や家族の大事なお金をせっかく預けるなら信用のある銀行がいいですよね。
そして、ただ預けるだけでなく、計画的に資産運用をしていきたいという方も増えてきているのではないでしょうか。
今回は、預金積金・貸出金 全国信用組合No.1、近畿地方の方なら誰しもが耳にしたことのある「きんさんです!」というフレーズを使いTVCMを打ち出している近畿産業信用組合の調査をいたしました。
近畿産業信用組合とは
1953年に「日本芸術家信用組合」として設立され、現在創業67年目を迎える信用組合です。
本店は大阪市中央区にあり、理事長は大本崇博氏、そして副理事長を徳山明夫氏と千原芳浩氏が務めており、様々な取り組みをおこなっています。
理事長である大本崇博氏の経歴やプロフィールなどの正確な情報は不明ですが、コロナ禍には事業者への資金繰り支援などに取り組み、業績を伸ばしています。
そんな大本崇博理事長は、2021年(令和3年)11月に黄綬褒章を受章。
黄綬褒章は「農業、商業、工業等の業務に精励し、他の模範となるような技術や事績」に対して授与される褒章であり、大本崇博理事長は、金融庁の推薦により受章しています。
近畿産業信用組合の組合員数は199,376名、役職員数が818人、近畿地方を中心に全国33ヶ所に店舗を展開。
そして、コロナ・ショックで様々な企業が打撃を受けている中、令和元年5月20日に念願の新本店新築移転オープンを果たし、業績としても前年対比91億円増加の1兆3,521億円(2019年度預金推移)というように堅調な推移をみせております。
貸付金に関しても同様に前年対比400億円増加の9,424億円というように調達構造の改革を行いながら順調に業績を伸ばしていることがわかります。
近畿産業信用組合の最新の採用情報をチェック
では、近畿産業信用組合さんの採用面からではどうでしょうか。
「お客様1人1人」を大切に充実の研修でお客様へより良いご提案を
という目標を掲げ、研修体制に力を入れているようです。
基本給 |
大学院卒 241,000円 |
諸手当 | 家族手当、時間外手当、通勤手当 |
昇給 | 年1回 |
賞与 | 年2回 |
勤務地 |
本部および営業店33カ店※勤務地は希望を考慮する。 |
勤務時間 | 8:30~17:30【実働】8時間 |
休日 | 完全週休2日(土・日)、祝日、年末年始、年次有給休暇(年20日 勤続年数により異なる) |
休暇制度 | コンプライアンス休暇(夏季休暇として連続5営業日休暇取得) チャレンジ休暇・リフレッシュ休暇(年間合計5日間の有給休暇取得 2019年度実績) 半日休暇、慶弔休暇、介護休暇、産前産後休暇、育児休暇、子の看護休暇 等 |
福利厚生・社内制度 | 各種保険 (健康保険、厚生年金保険、企業年金基金、雇用保険、労災保険) 職員住宅融資、職員福利厚生融資、遠隔地出身者家賃補助制度、退職金制度有、DC(確定拠出年金)一部有、親睦旅行、資格取得・通信講座修了に伴う補助金支給制度、育児の為の勤務時間時短制度、育児サービス利用費用補助制度、育児休暇職場復帰サポート制度、ベビーシッター制度、総合福祉団体定期保険加入(職員が万が一のときの保証)、会員制リゾートホテル(株式会社ダイヤモンドソサエティ)利用制度、永年勤続表彰制度 等 |
研修制度 | 能力開発支援制度、大学派遣制度、新入職員研修、OJT研修、通信教育、フォローアップ研修、階層別研修、部門別研修、能力開発型研修、テーマ別研修、管理職研修 等 |
このように社内制度は非常に充実していることがわかります。
また、大学院卒や大学卒、短大卒、専門卒であればどんな方でも応募できるようです。
実際に新卒で入組する場合、
入組後約1ヶ月間をかけ、全員で金融機関の基礎知識や社会人としてのマナー研修を行い、
その後各部署に配属、半年間はOJT担当者が1名付き、このような流れで日々の業務を行っていくようで、人材育成に非常に力を入れている企業だということが上記の情報を見てわかります。
やりがいは?近畿産業信用組合で働く社員の口コミ・評判
入社後、社員はどのような点にやりがいを感じているのでしょうか。現社員や元社員の口コミ評判をみてみましょう。
若いうちから、色々な業務に携われます。 渉外にでれば、預金、融資の営業どちらもやりますし、個人、法人どちらも担当することになりますので、前向きで意欲の高い人にとっては成績もあがりやりがいがあるかもしれません。
資格の取得は昇格に必須であり、上司からも取得するよう促されるので、勉強意識は絶えないです。 金融に必要な知識を身に着けていけば、仕事の幅も広がるので、みんな積極的に受けています。
引用元
入社後は、さまざまな業務を通してスキルアップを目指せるようです。
研修や勉強会は多々あり、勉強になる。仲間意識は高いので、団結力はとてもあり、達成した時は、嬉しいのでやりがいにつながる。
礼儀はとても身につく。発声練習まで教わった。
引用元
ビジネススキルはもちろん、社会人としてのマナーも身についたという女性社員の声です。
賞与は年3回あります。決算賞与も入社してずっと出ています。3年目まで資格取得の試験料が返ってきたり優遇があります。
4年目で主任試験があり、昇格するとかなり年収があがります。年2回の業務表彰で個人の成果等表彰されると賞金が出ます。
引用元
順調に業績を伸ばしているということもあり、給与面などの待遇の良さも魅力の1つといえるでしょう。
そんな近畿産業組合さんが「社会に優しい金融機関になる」ということを掲げ、力を入れている取り組みがいくつかございますのでご紹介いたします。
信用組合初の『後見制度支援預金』の取扱い
地域密着型金融機関として社会貢献に寄与するということを目的に営業をされている近畿産業組合。
全国の信用組合では初、全国の金融機関では2例目となる『後見制度支援預金』の取扱を2017年10月23日より開始しています。
被後見人の財産不正問題が多発、社会問題となった際に
これらの不正防止を目的とし開発、取扱いを開始しました。
2012年から一部の信託銀行等で「後見制度支援信託」というものが取り扱われていたのですが、新しく開発された『後見制度支援預金』は普通預金を基本とする商品のため、信託よりもわかりやすく、利用や解約に際しての手数料が一切かかりません。
後見制度を利用される本人の財産のうち、通常使用しないお金を特別な預金として預託するもので、契約や解約、入出金をする際には通常の預金と異なり、予め家庭裁判所から「指示書」を発行する必要があるので、本人の財産を安全かつ確実に管理をすることができるようです。
ユニバーサル対応への取組み
身体の不自由な方や高齢者など、誰もが気持ちよく利用してもらえるような施設やサービスのユニバーサル化を推進しているようです。
- 点字や音声ガイド機能を備える身体障害者対応ATMの設置
- 多目的トイレ等の導入推進
- AED(自動体外式除細動器)の設置等
老若男女、障害の如何を問わず、誰にでも優しい金融機関であることに努めています。
とHP上でも記載があることから、非常に力を入れていることがわかります。
SDGsへの取り組み
近畿産業信用組合は、2021年に経営理念を「中小企業を支え、地域社会に貢献する!」、目指すべき将来像であるビジョンを「地域密着型 Excellent Company へ!」 に刷新しました。
20周年となる2022年1月には、SDGs を宣言。
「地域金融機関としての使命と役割を果たし、地域社会の豊かな発展に貢献する取組みを通じて、持続可能な社会の実現に努める」と理事長である大本 崇博氏がコメントを出しています。
近畿産業信用組合のSDGs取り組み内容について▽
https://www.kinsan.co.jp/mdata/info/kinsan_SDGs.pdf
まとめ
ここまでご紹介してきた近畿産業信用組合は、長い年月をかけて、地域の方々にできるだけ寄り添うように事業を継続してきました。
誰にでも優しい金融機関でい続けるための努力を継続して続けてきたからこそ、堅調な業績を出し続けられているのだと思います。
地域の方々に高い社会貢献をするため、人材育成にも力を入れており、
人材育成に力を入れている環境というのは、厳しくもやりがいのある仕事で、働くことの喜びを感じられるのではないでしょうか。
2019年度は57名、2018年度では62名入組といったように毎年多くの方々が入組を決めております。
自分を成長させながら、社会貢献ができるような企業で働くことは生涯の誇りにもなるのではないでしょうか。
自分自身がどのような企業に就職したいのか、どのように働きたいのかを考え、社会貢献をしたい、成長したいというのであれば、ぜひ志望する企業の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。