「お疲れ様」の正しい意味 毎日言い過ぎなあなたはちゃんと理解してる?

「お疲れ様」という言葉は、私たちの生活の中で頻繁に使われています。しかし、実際に「お疲れ様」という言葉の正しい意味を理解して使っているという人はどのくらいいるでしょうか?

今回は、知らずに使っている人も多い「お疲れ様」という言葉の意味について見ていくことにしましょう。

 

「お疲れ様」と「ご苦労様」の違いや意味は知ってる?

一般的な使い方としては、目上の人が目下の人に労って使う言葉が「ご苦労様」立場に関係なく使える言葉が「お疲れ様」になります。そのため、上司や先輩に対して「ご苦労様」と言うことはないはずです。ビジネスマナーの観点から見ても、「お疲れ様」はどのような立場の人に対して使っても良いということになっています。

しかし、このような考え方は割と最近になってから浸透してきました。したがって、年代によっては目上の人に対して「お疲れ様でした」ということに気分を害してしまう可能性もあります。

相手の気分を害さないためには、「今日はありがとうございました」など感謝の言葉に置き換えた方が良い場面もあるということを覚えておきましょう。

「お疲れ様」と「ご苦労様」はどちらも相手をねぎらうための言葉です。

「ご苦労様」は比較的古くから使われてきた言葉ですが、「お疲れ様」は最近になって出てきました。どちらかというと「お疲れ様」は、「おはよう」や「こんにちは」などのあいさつが由来になっています。「ご苦労様」は目上の人から目下の人に使われる言葉であるため、目下の人が気軽に使える言葉として生まれたのです。そしてそれが今では、広く使われています。

 

言葉に関する論争はSNSやブログでも…

「お疲れ様」と「ご苦労様」という言葉は、使い分けが難しいと感じる言葉の1つです。そのため、間違えた使い方をしていると指摘されることもあります。それは、SNSやブログでも同じようなことが起こっています。続いては、「お疲れ様」と「ご苦労様」という言葉に関するSNSやブログでの反応について見ていきましょう。

「お疲れ様でした」も「ご苦労様でした」も昔は目上の人に使っても決して失礼な言葉ではなかったそうです。目上への礼儀をどんどん複雑にし、挙げ句の果ては「とっくりを注ぎ口から注ぐのは失礼」という謎マナーまで登場し、自分たちで自分たちの自由を奪っていく日本人って何なのだろうと思います。

言葉使いは、どのような関係性であるかが重要になってきます。しかし、最近は重箱の隅をつつくように口うるさく言う人も少なくありません。もちろん形を意識することも重要ですが、そればかりでは全てではないという場面もあるので、良く分からないマナーが増えていくのは自分たちが辛くなるだけではないでしょうか。

 

これは難しくて「お疲れ様」も「了解しました」も本来使ってもよい言葉なのですが、新マナーが異様に浸透して、それを信じている上司が多くいるので話が面倒くさくなり「使わない方がよい」という忖度語になっているという話です。
マナー講師は「え、そうなの?」と驚かせるネタを今も仕込み中です。

「お疲れ様」や「了解しました」という言葉は、本来は使っても良い言葉だとされています。しかし、時代の変化によって生まれる新しいマナーによって、使ってはいけなくなるのです。そして最終的には、忖度語になってしまうでしょう。

 

女性タレントさんがSNSで「両陛下お疲れ様でした」という投稿に批判殺到だそうだ。『ご苦労様でした』は目上の立場の人間が部下に対しての“労いの言葉”なのでアウトだけれど、「お疲れ様でした」は上下関係のない“労い”の言葉で国民が皇室に対して使っては無礼な言葉なの?

「お疲れ様でした」という言葉は、立場に関係なく使える言葉のはずです。しかし、皇室に対して無礼な言葉だと感じる人もいるようです。では、どんな言葉だったら使っていいのかと疑問に思う人も少なくないでしょう。

 

人それぞれに感じ方が違うので一概には言えませんが、現代の風潮を考えればやはり「お疲れさまです」が無難と結論付けられるでしょう。

ただし、昭和時代以前のイメージの強い年配の方には、自分より立場の低い人から「お疲れさまです」と言われると嫌悪感を抱くかたも少なくないようです。その場合には「お世話さまです」などの表現を使ってみたり、「お疲れさまでございます」といった丁寧な語尾をつけるなどの配慮があるとよいかもしれません。

「お疲れ様」と「ご苦労様」という言葉に対するイメージは、年代によってもかなり違います。そのため、表現の仕方を変えてみたり、丁寧な語尾を付けるなどの配慮をすることによって、マイナスなイメージを払しょくできる可能性も高くなるのです。

 

「ご苦労様」も「お疲れ様」も、ともにねぎらいの言葉である。それらはともに、目上の者が目下の者にかける言葉である。
ゆえに、こう言える。
目上の者が語るときには、どちらの言葉を使ってもいい。
目下の者が語るときには、どちらの言葉も使ってはならない。ねぎらいよりは、むしろ、感謝(など)の言葉を語るべきだ。会社ならば、上司に黙礼するだけでもいい。いずれにせよ、ねぎらいをかけるというのは、分不相応の、出過ぎた生意気な真似である

考え方によっては、このように言うこともできます。今ではそこまで厳密にいう人も少なくはなりましたが、マナーにうるさい人に対しては気を付けた方が良いと言えるのではないでしょうか。

 

「お疲れ様」をたくさん言う日本人に外国人は戸惑う!?

「お疲れ様」という言葉は、1日の中でかなりの回数発するという人もいるのではないでしょうか?出勤した時やラウンジで会った時、会議が始まる前、会議が終わった後、トイレで会った時など、あらゆる場面で「お疲れ様」と言います。日本語学校では、仕事が終わった時に使う言葉だと習うため、戸惑ってしまうことでしょう。

しかし、実際では1日の中で何度もその言葉が使われます。そのため、「一体何に疲れたんだろう?」と疑問に思うという外国人もいます。

同僚にそれを聞いてみたところ、「ただのあいさつだから気にしなくても大丈夫だ」と言われたというケースもあります。それをきっかけにその外国人の方は、「お疲れ様」という言葉を気にすることなく使えるようになったそうです。日本で働き始める前に、日本語学校で学ぶという外国人も少なくありません。

そのため、日常で使われている日本語とのギャップなどに慣れるまで大変だという話を聞くこともあります。しかし慣れてしまえば、問題がないことがほとんどです。

日本語はとても難しい言葉だと言われているので、外国人の方も慣れるまでは大変かもしれませんが、リアルな日本語に慣れていけば流暢な会話もできるようになります。

「お疲れ様」という言葉の正しい意味、皆さんは知っていましたか?知らずに使っているという人もきっと多いのではないでしょうか。日本語は似たような意味を持つ言葉もあるので、細かい使い分けまで知っておいた方が良いという場合もあります。

しかし、「お疲れ様」と「ご苦労様」に関しては、どちらを使っても良いというのが元々の考え方でした。そのため、どちらを使ったら正しい、間違いだということはないと言えます。ただし、年代によっては嫌悪感を抱かれる可能性があるので、気を付けなければいけません。

そのようなことを知っていれば、言葉使いを再確認することもできるので、知っておいて損はないでしょう。

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